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LESSON75更新日:2024.05.25
知らないと恥ずかしい?芸能界用語 その2
今回は不定期シリーズ芸能界用語の第2弾になります。
社会ではその業界によって特有の言い回しや言葉あり、特に芸能界では長く浸透した用語が沢山あります。
現場で進行の妨げにならないように基本的な業界用語は覚えておきたいところ。
そこで本記事では、芸能界の用語についてわかりやすく解説していきます。
芸能界を目指す方必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
用語解説
●アテレコ/アフレコ/オフレコ
どれも後ろに「レコ」が付いていますが、「レコード(record)=記録する」の略です。
アテレコはアニメや映像に合わせて声優さんが収録をする事です。アテレコは目の前の映像に合わせるのに対して使います。「声をあてるレコーディング」の略として「アテレコ」と言われるようになりました。
アフレコは「アフターレコード」の略で撮影した映像に後で、声を合わせて収録をする事です。
オフレコは「オフ・ザ・レコード(off the Record)」の略で「記録しない」という意味になり、話した事は忘れて欲しい時に使われる言葉です。「この話はオフレコで」といった使い方をします。オフレコの反対にオンレコもありますが、あまり使われることはありません。
●てれこ
てれこは「入れ違い、互い違い、反対」といった意味です。由来は歌舞伎からきており、2つの異なる脚本を交互に上演する事を指す言葉を「手入れ」と言い、語尾に「こ」がついて「手入れこ」から変化した言葉と言われています。
●押す
予定していた進行が遅れている事を意味します。「撮影が押している」などと使います。
●インサート
英語の「insert=差し込む」の意味で、映像の間に別の映像を差し込む事をいいます。主に映像編集で使う言葉ですが、「インサート用の撮影」と言われたりします。
●バーター
英語の「バーター(barter)=物々交換」の事で、芸能界では「抱き合わせ出演」といった意味で使用されます。売れている芸能人の出演と同時に新人も一緒に出演させ、露出を増やすための交渉手段の言葉として使われます。
●完パケ
「完全パッケージ」の略で、作品の映像や番組が完全にパッケージされた完成品の事を言います。音楽の完パケはCDにプレスできる状態の音源を指します。ちなみに「カンプ」はデザインの完成品を言い、「Comprehensive Layout(カンプリヘンシブ レイアウト)」が転じたものです。
分からない言葉は都度確認
いかがでしたか?用語を理解しておくことで、芸能活動時に他の関係者とスムーズにコミュニケーションが取りやすくなります。
ただ全て完璧に覚えておく必要はありません。
もし意味が理解できているか不安な言葉があれば、その都度恥ずかしがらずに監督や共演者に聞いてみるのも手です。
次も用語をまとめた記事を紹介しますので、ぜひ確認してみてくださいね。
参考記事
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