@オーディション大学
オーディションの基礎からみんなで学ぼう
LESSON56更新日:2024.06.08
ここが違う!声優オーディション
声優になるためにオーディションは切っても切り離せない存在です。
他のオーディションとの違いは、どこにあるのでしょうか?
今回は、声優オーディションでチェックされる項目や流れを紹介しますので、応募するときの参考にしてみてください。
声優オーディションでチェックされるポイント
女優・俳優やアイドル、タレントなどのオーディションでは、人柄やビジュアルを重視することがよくあります。しかし、声優オーディションの場合はいかに個性が光っているかを見られるでしょう。
また、声だけで演じるというのも、ほかの業界では珍しいといえます。
よくチェックされるのは、ただ特徴のある声を発するのではなく、感情の乗った「強く・大きく・耐久性のある声」が出せるかどうか。
即戦力となる技術だけでは選ばれない程、声優業界は競争率が高くなっています。自分の声で自分らしい演技をすることで差別化をはかりましょう。
声優オーディションには2種類ある!
声優オーディションは、「事務所所属オーディション」と「作品出演オーディション」の2種類に分けられます。
●声優オーディションの基本的な流れ
一次審査:書類・ボイスサンプル・テープ審査
二次審査:実技審査
最終審査:面接
審査では、年齢や顔写真などの基本情報、経歴、志望理由、声質、演技力、人柄、熱意、コミュニケーション能力などがチェックされます。
声優になる「事務所所属オーディション」
事務所所属オーディションに合格すると声優事務所に所属でき、事務所のバックアップを受けながら活動することになります。
そもそも、有名なアニメなどの作品オーディションは、基本的に声優事務所にしかオファーがいきません。まず声優事務所に所属することが、数々の作品に出演するための最短ルートといえるでしょう。
まだ技術に自信がない声優未経験者は、まずは専門学校や養成所でスキルや個性を磨くことをおすすめします。在学中でも実力があれば、作品オーディションの声がかかったり、卒業時に事務所所属オーディションに挑戦できたりすることもあります。
実績をつくる「作品出演オーディション」
声優事務所に所属しているプロの声優はもちろん、未経験者もオーディションに参加することができます。
一般公募の作品オーディションを開催している時は、あなたを売り込む絶好の機会となります。
確かに多くの場合、経験豊富な声優の方が優遇される傾向はあります。しかし、諦める必要はありません。むしろ、経験を積むためのチャンスと捉えましょう。
声優として成長するためには、とにかく多くのオーディションに挑戦することが重要です。経験を積み重ねることで、実力だけでなくオーディション慣れもすることができます。
声優のワークショップに参加することで、実際の作品に出演したり、他の志望者と交流や講師からアドバイスをもらったりすることができます。
現場での経験値を上げたい人にはとても良い機会だと思います。
合格するまで何度でもチャレンジ
声優オーディションに合格することは、声優への第一歩でもあり、作品に出演するための最終目標でもあります。
声優業界は倍率が高いので、プロの声優でさえもオーディションに落ちることは日常茶飯事です。
諦めずに挑戦し続ければ、必ず夢を叶えることができます。
ぜひ声優の夢に向かってチャレンジしてみてください!
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