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オーディションの基礎からみんなで学ぼう
LESSON37更新日:2022.09.10
有利なのは芸名?本名?芸名の基本知識
芸能活動を始める上で、最初の課題が「名前」です。
「芸名と本名のどちらで活動した方がいいのか?」と迷ってしまう方も少なくありません。
名は体を表すというように、自分の魅力が伝わる名前を選びたいですよね。
今回は芸名をつけるメリットとデメリット、芸名と本名どちらで活動すべきか、について解説していきます。
芸名の基礎知識&NG
まず芸名についての基礎知識を確認しておきましょう。
●最初は自分で考えるのがスタンダード
芸名は売れてきたり、事務所の売り出し方が変わったりした場合は、事務所側が付けてくれることもあります。
しかし、最初は自分でつけるのが一般的です。
●オーディションは本名で
芸能事務所へ所属する前に芸名をつけていても問題はありません。
しかし、所属前にオーディションを受ける場合は必ず「本名」で受けるようにしましょう。
●商標登録なども確認を
芸名を自分でつける場合、商標登録されている名前は避けなければなりません、
NG例:歴史上の人物に憧れて「武田信玄」という芸名を付けた
NG例:お笑いの本場をイメージできるよう、「なんばグランド花月」の名称が入った芸名をつけた
一度「特許情報プラットフォーム」などを使い、確認することをおすすめします。
参考記事
芸名のメリットとデメリット
芸名をつけるメリットとデメリットを紹介していきます。
●メリット
メリット①:イメージを植え付けやすい
まず、名前を見るだけで人物像をイメージしてもらいやすい、印象に残りやすいというメリットがあります。
例:マツコ・デラックス→ 見た目の印象が残る名前
引用元:Celebrity Times
メリット②:プロ意識が芽生える
芸名を付けることは、もう1人の新たな自分を生み出す区切りとも捉えられます。
「これから芸能人として活動していく」というプロ意識が芽生えて、モチベーションアップにも繋がることでしょう。
メリット③:身バレ防止
SNSがメジャーになってきている時代だからこそ、プライバシーを守る手段としても芸名での活動は有効です。
「仕事とプライベートは分けたい」という方は、芸名をつけることをおすすめします。
●デメリット
デメリット①:一度決めると変えにくい
芸名のデメリットとしては、一度決めてしまうと後から変えにくくなる点が挙げられます。
世間に定着してしまった名前を変える場合、「なかなか覚えてもらえない」「何度も経緯を説明する手間がかかる」などのケースが考えられます。
例:旧芸名「山崎邦正」→ 落語家「月亭方正」と改名
有名年越し番組「笑ってはいけないシリーズ」で名前が呼ばれる際、方正さんの名前に違和感があった方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか?
引用元:YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD
デメリット②:事務所などのトラブルで使えなくなることも
事務所トラブルで同じ芸名が使えなくなる可能性もあります。
例えば、事務所を退所した女優の能年玲奈さんは、現在は「のん」として活動をしていらっしゃいます。
引用元:NON inc
YouTubeで活動されていますが、「のん」よりも「能年玲奈」という名前の方が馴染み深いのではないでしょうか?
どちらが選ぶなら、芸名での活動がおすすめ
芸名と本名はどちらがいいのでしょうか?
どちらでも問題ありませんが、個人情報保護の観点から「芸名」での活動をおすすめします。
ネットで検索すれば何でも情報が出てきてしまう時代ですので、少しでも活動時のリスクは下げておいた方が無難です。
また、覚えてもらいやすい点でも芸名は有利といえるでしょう!
ただ、一番重要なのは「活動する自分自身が納得しているかどうか」です。
本名で活動するのか、芸名で活動するのか、必ず納得した上で選択するようにしましょう。
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