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LESSON53更新日:2023.05.10

今さら聞けないワークショップの基礎知識

今さら聞けないワークショップの基礎知識

「芸能界を目指したいけれど、スキルがない」「現場の経験が積みたい」と考える方にワークショップは最適です。
声優・演技・音楽など多種多様なものがありますが、中には詐欺まがいのものがあり、不安に思う方も少なくはないのではないでしょうか?
ただ、上手く使えば実力をつけたり、ワークショップを通して出演の機会を増やしたりできる貴重な場となっています。

そこで今回はワークショップのメリット・悪質ワークショップを避けるポイントを紹介していきます。
「ワークショップ=詐欺」と自分で思考を偏らせてしまうのは、自分の可能性を狭めることになり、非常に勿体ないです。

本記事のポイントを参考にしつつ、ワークショップをご自分の実力アップに活用してください。

そもそもワークショップとは?

ワークショップとはお金を払って知識や経験を身につけるものです。
芸能界以外にも絵画・陶芸・ハンドメイド・生け花などのワークショップを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
これらのワークショップでは等しく受講料が発生するため、「受講料が発生=詐欺」というわけではありません。
芸能界でのワークショップも芸術関連のワークショップと同様に、受講料を支払って芸能界で実績のある講師から指導を受けられます。

ワークショップ

ワークショップ例としては以下の通りです。

  • ・演技指導(即興演劇なども)
  • ・発声練習、ナレーション指導
  • ・ダンス

知識を深めるもの以外に、全員等しく同じ演技をして、それぞれフィードバックしたり、即興で役を渡されて演技したりするなど様々なワークショップが存在しています。

ワークショップのメリット3つ

ワークショップで得られるメリットを紹介していきます。

●知識・経験が得られる

まずワークショップでは知識と経験を得て、実力を高めることが可能です。
業界で実績を残している講師から直接指導を受けられるので、自分のスキルを磨くにはこれ以上ない場といえるのではないでしょうか?

スキルを磨く

もし全くの未経験者でもワークショップへ参加することで、現場感などを学ぶことができ、オーディション時のアピールポイントにもなります。
仮にオーディション主催者として以下の2名の候補者から選ぶなら、Bの方が好感触と思えるのではないでしょうか。

  • A:「全くの未経験だが、頑張りたい」
  • B:「未経験だが、ワークショップを受けてスキルを磨いている
●人脈の形成

ワークショップに参加することで、講師を始め、芸能界で同じ方向を志す仲間と出会えます。
その仲間と情報交換などもでき、有力なオーディションの情報なども知れるかもしれません。
さらに、努力する姿を見て刺激にもなるのではないでしょうか。
夢に向かって努力を続けている存在と出会えるワークショップは、モチベーションを高められるきっかけにもできるのです。

仲間

●新しい仕事の獲得

ワークショップ参加者対象に仕事が依頼されるケースもあり、新しい仕事の獲得のチャンスもあります。
ワークショップに参加したからといって仕事がもらえるわけではありません
しかし、中にはワークショップの中で応募者の特性を見て実際の演劇の配役を決めていくものもあるのです。
ワークショップで高めたスキルを発揮できる場も見越して、ワークショップを受けてみてはいかがでしょうか。

仕事の獲得

ただし中には「有名作品へ出演確約」など魅力的な文言で参加者を集め、実際には出演できないなど悪質ワークショップ業者もいます。
後述するポイントを念頭に置いて、参加するようにしましょう。

悪徳業者にひっかからないために

悪徳か否かの判断は書面やサイト上では難しいかもしれませんが、最低限以下の3つを確認しておくことをおすすめします。

  • ワークショップ受講後、アウトプット先(出演先)はあるか
  • 疑問点を直接問い合わせて、ちゃんと返信があるか
  • 主催者の実績はどうか

しっかりと「学ぶに値する場であるか」「そのワークショップを受けることで得られるメリットは何があるのか」などをチェックしておきましょう。
問い合わせに返信がなければ、その主催者は悪質な業者の可能性もあるので避けておくことをおすすめします。

業者チェック

ただし前提としてワークショップに参加したら、出演が確約されているというわけではありません。
出演したいから、と安易な気持ちで参加するのではなく、ワークショップとはあくまでも学びの場であり、その延長に出演の機会があるかもしれないという認識を持つことが大切です。

せっかく受講料を支払うのですから、目的意識を持ちつつ自分で確認納得した上で参加しましょう。

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