@オーディション大学
オーディションの基礎からみんなで学ぼう
LESSON73更新日:2024.04.27
主催者に聞いた!大アンケートコーナー「合格にした理由」(女優・俳優、舞台編)
不定期開催のアンケートコーナーでは、オーディション主催者のリアルな声をお届けしています。
前回は、「書類審査で落とした理由」について主催者の方にお聞きしましたが、今回は逆に「合格にした理由」に関するアンケートを実施しました。
書類審査で落とされる理由と合格に至る理由の両方を知ることで、合格に向けたヒントを得ることができるかもしれません。
女優・俳優、舞台のオーディションで落ちてしまった経験がある人やこれからオーディションに応募しようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
主催者の生の声(女優・俳優)
信頼関係を築けそうな方。
芝居力や見た目も大事ですが、人との繋がりも大事になってくるので、人柄で判断することが多いです。
信頼関係を築くためには、人柄を最も重要視しているという事だと思います。
人柄が良い人は、共感力、誠実さ、責任感などの要素を持っているので、仕事を共にする上で重要な要素になります。
やはり人間性が伝わることが何より必要だと思います。その上でその方を更に探求したくなることでしょうか。
オーディションの2次面接で「人間性が伝わってくる」ということは、信頼関係を築くうえで基本となります。
人間性をアピールし、相手に伝わって初めて興味を持ってもらえるんだと思います。
演出家が俳優、女優の才能を気に入った為。
キャラクターが役にピッタリだった為。
芝居がとても自然で有機体だった為。
「芝居がとても自然で有機体」とはどういう意味でしょうか?調べてみました。有機体をわかりやすく説明すると、「生き物」と解釈できます。自然なお芝居ができて人間味があふれる演技ができる人、ということだと思います。
実力はもちろん重要ですが、募集するオーディションのフィーリングに合った人を選ぶ傾向にあるようです。
芸能の活動を優先できること。
自分のアピールポイントを一つでも具体的に言えること
大小関係なく、目標をもっている人
駆け出しの状況で芸能活動を優先することは簡単なことではありません。優先するには強い意志と覚悟が求められ、周りの人の理解と協力も不可欠になります。
自分のアピールポイントを一つでも具体的に言えるということは、自分の強みを理解しているということです。自分の強みをアピールできるように具体的なエピソードを事前に準備しておきましょう。
大小関係なく目標を持っている人は、周囲の人を巻き込む力を持っています。これらの要素を意識することで合格へ近づけるかもしれません。
主催者の生の声(舞台)
意気込みが高い方。続けられる意志を持ってる方。
舞台では困難なこともたくさんあると想像できます。どんなに才能があっても、途中で諦めてしまっては何も成し遂げることができません。1つの目標を達成するための忍耐力がある人は、どの分野でも成功する可能性が高いと言えます。
お芝居の良し悪しや経歴というよりは来てくださった方をよく見るようにしています。
もちろん経歴なども大切ですが、フィーリングとかその作品に合ってるかとかですかね。
フィーリングや作品との相性は、作品の質を左右する重要な要素になります。
経歴は重要な判断材料の一つですが、相性は話をしてみないとわからないので面談をキャンセル等は無いようにしたいですね。
対面してからよりも最初のメールでの文面で8割型決まってしまうことが多いです。やはり印象の世界、良いに越したことは無いです。文面だけでも印象が良ければそれだけでまず興味が湧きます。書けることは沢山書いた方が良いのは確実
最初のメールは相手に自分を売り込むための重要なツールですし、印象を左右する重要な役割を果たします。
何を書いたら良いのかわからない、という方は以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事
失敗しないためのオーディションフォームの入力(自己PRの書き方)
合格の共通点
信頼関係を築くためには、人柄が最も重要であるということが読み解くことができます。オーディションの主催者は作品を作る上で信頼関係を築くことができれば、より良い結果になることをわかっているのだと思います。そのためには何よりコミュニケーション能力が求められます。
女優・俳優、舞台のオーディションでは実力だけでなく、主催者とのフィーリングや作品との相性も重要であるという点を覚えておきましょう。経歴は確かに重要な判断材料ですが、相性は会話をしてみなければわからないので、面談ではあなた自身の魅力や人柄を存分にアピールできるようにしておきましょう。
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