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LESSON106更新日:2025.12.13

フリーランス必見!下請法から取適法へ

フリーランス必見!下請法から取適法へ

これまで「下請法」は、中小企業などの法人間の取引に関係するものとされ、個人フリーランスにはあまり関係がないとされてきました。しかし、近年のフリーランス人口の増加と、報酬未払いなどの深刻なトラブルを背景に、2026年から「中小受託取引適正化法(通称:取適法)」という新しいルールが施行されます。

これは、芸能・映像・クリエイティブなどに携わるフリーランス個人の保護にもつながる重要な法改正です。「法律」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえるだけでも十分。未払いリスクから自分を守るために、ぜひ基本だけでも知っておきましょう。

下請法とは?実は芸能フリーランスにも関係していた

下請法」とは、立場が弱い事業者(下請け)が取引先から不当な扱いを受けないようにする法律です。元々は中小企業を中心に使われてきた法律でしたが、実は映像制作や音楽、広告などの委託契約も対象になる場合があります。

下請け

例えば、企業から受けたナレーションやタレント出演、撮影なども、契約内容や金額によっては下請法の保護が適用されるケースがあります。「芸能系には関係ない」と思い込まず、実は身近にあると認識することが大切です。

なぜ「取適法」へ?フリーランスを守る新しいルール

2026年1月1日から施行される予定の「中小受託取引適正化法(取適法)」は、下請法では守られなかった個人事業主フリーランスの取引環境を改善するために新たに整備される法律です。芸能界に多い「個人契約」や「口約束」「支払いの遅れ」「事前説明のないギャラ減額」など、現場では曖昧な契約が今も多く、立場の弱いフリーランスが泣き寝入りするケースも少なくありません。

泣き寝入り

取適法は、こうした不公平を防ぎ、より公正な契約と報酬の支払いを義務づけるものとして期待されています。

全部読まなくても大丈夫!取適法のポイント3つ

法律は難しそう…」と思う人も多いですよね。でも、全部を理解する必要はありません。最低限、次の3つだけ押さえておきましょう

  • ・契約内容の書面化が義務化される(口約束NG)
  • ・報酬の支払いは遅延禁止・30日以内が原則
  • ・一方的なキャンセルや変更は禁止される

これらのルールにより、「言った言わない」のトラブルや、報酬未払いのリスクが減少することが期待されます。

トラブル

未払いはもう怖くない?自衛のための選択肢も知っておこう

法律で守られることは大切ですが、すぐに全てのクライアントが順守するとは限りません。そこで注目されているのが、未払いに備える「自衛手段」です。

たとえば、即日報酬を受け取れるファクタリングサービス「フリーナンス(https://freenance.net/)」や、エスクロー形式で報酬を一時預かりする「カリバライ(https://karibarai.com/)」など、フリーランス向けの未払い対策サービスが登場しています。

自衛

これらを活用することで、法律と仕組みの両輪で自分の仕事と収入を守ることが可能になります。

最低限の知識があなたを守る

フリーランスという働き方は自由である一方、リスクもつきもの。特に報酬の未払いは、生活に直結する深刻な問題です。

今回紹介した「取適法」は、そうした立場の弱いフリーランスを守るために生まれた新しいルール。すべてを理解する必要はありませんが、「書面契約」「支払い期限」「不当な扱いは禁止」といった基本だけでも覚えておけば、あなた自身を守る武器になります。法制度とサービスを味方につけて、自信を持って前に進んでいきましょう。

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