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LESSON87更新日:2025.02.08

知らないと恥ずかしい?芸能界用語 その3

知らないと恥ずかしい?芸能界用語 その3

今回は不定期シリーズ芸能界用語の第3弾になります。

芸能界に足を踏み入れると、独特な業界用語が飛び交い、最初は戸惑うこともあるかもしれません。知らないと恥ずかしい思いをするだけでなく、現場でのコミュニケーションや仕事の進行に支障をきたすこともあります。

この記事では、芸能界でよく使われる基本的な用語をわかりやすく解説します。これからオーディションや仕事を始める方にとって役立つ情報が満載です。

ぜひこの機会に覚えて、スムーズに現場で対応できるようにしましょう!

用語解説

●アタマ

「アタマ」とは、シーンやシーン内の最初の部分を指す言葉です。例えば、「アタマから撮影する」といった具合に使われ、シーンの冒頭から収録を開始することを意味します。撮影の順番を管理するための重要な指標であり、段取りを確認する際に頻繁に使われる用語です。音楽業界でも楽曲の最初の部分を「アタマ」と呼びます。

監督

●オンリー

「オンリー」は、特定の出演者をフォーカスする場面を指す用語です。例えば、「彼のオンリーシーンを撮る」といえば、その出演者だけが画面に映る場面を撮影するという意味です。主に演技力や表情に焦点が当たるため、役者としての見せ場となることも多い重要なシーンです。

出演者

●仕出し

「仕出し」とは、撮影現場やイベントなどで提供される食事のことです。特に長時間の撮影では、仕出しのクオリティがスタッフや出演者の士気に影響を与えることも。提供する食事の内容によって現場の雰囲気が大きく変わるため、仕出し業者の選定にもこだわることがあります。

弁当

●ハコウマ(箱馬)

「ハコウマ」とは、撮影現場で使われる木製の箱のことです。高さを調整するために使われ、役者やスタッフが乗ってポジションを調整したり、カメラや照明機材を置いたりするための便利な道具です。映画ドラマ撮影の舞台裏では欠かせないアイテムで、大小さまざまなサイズが存在します。

木製の箱

●ハケる

「ハケる」とは、出演者やスタッフがステージや撮影現場から退場することを意味します。「次のシーンの準備をするので、全員ハケてください」といった指示が飛び交うこともあり、素早く現場を整理するためのキーワードです。イベント業界でも同様の使われ方をします。

退場

●前ノリ

「前ノリ」とは、撮影やイベントの前日に現地に入ることを指します。遠方でのロケや大きなイベントの場合、前日に到着して現場の確認や準備を行うことが一般的です。現地での時間に余裕を持たせることで、トラブルを防ぎ、スムーズな進行が可能になります。

出張

●ワンショ

「ワンショ」とは、カメラが一人の出演者にだけフォーカスしているショットのことです。演技や表情がクローズアップされるため、役者の見せ場として重要視されます。ワンショを成功させるためには、集中力と繊細な演技が求められることが多いです。

ショット

●板付き

「板付き」とは、シーンが始まる前から出演者がステージやセットに位置している状態を指します。例えば、舞台の幕が上がった瞬間から既に役者が登場している場合、「板付き」でシーンが開始されたことになります。セットの立ち位置動きを事前に把握しておくことが重要です。

板付き

業界用語で現場をスムーズに

芸能界では、独自の用語が仕事の進行をスムーズにする重要な役割を果たします。これらの基本用語を押さえておくことで、現場でのやりとりが円滑になり、仕事への信頼感が高まるでしょう。業界に入る前にしっかりと理解しておくことで、プロとしての第一歩を踏み出す準備が整います。

次も用語をまとめた記事を紹介しますので、ぜひ確認してみてくださいね。

参考記事

知らないと恥ずかしい?芸能界用語 その1

知らないと恥ずかしい?芸能界用語 その2

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