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LESSON40更新日:2022.10.24

「個」の時代が到来!?エージェント契約とは?

「個」の時代が到来!?エージェント契約とは?

芸能事務所と契約する際、「エージェント契約」「マネジメント契約」のどちらになるのかを確認しておけなければなりません。

エージェント契約」とは、自己裁量で活動しやすい自由度の高さと事務所の安心感を併せ持っている契約方法です。
個人主義が進む現代で着々とメジャーになってきているものの、まだまだ日本では事務所の裁量が大きい「マネジメント契約」の方が一般的です。

本記事ではエージェント契約について、マネジメント契約との違いやメリットデメリット、向いている人を紹介していきます。

芸能界を目指している方、エージェント契約についてわかりやすく解説している記事を探している方はぜひご覧ください。

エージェント契約とは?

エージェント契約とマネジメント契約は、どちらも芸能事務所と結んでいきます。
ただしエージェント契約の場合は、営業ギャラ交渉などは事務所側が行い、自己プロデュースなどは契約者自身が行わなければなりません。
例えば、ヘアメイクをしてもらうスタイリストも自分で契約する必要があります。

スタイリスト

ハリウッドなどではエージェント契約が一般的で、日本ならavexの「西島隆弘(AAA)」、吉本興業の「近藤春菜(ハリセンボン)」などがエージェント契約を結んでいます。

一方マネジメント契約は、営業からマネジメントやトラブル対応まで、全て事務所側が一貫して行ってくれます。
マネジメント契約は全て事務所に任せられる反面、自由度が低くなってしまうというデメリットがあります。

拘束

エージェント契約のメリットとデメリット

エージェント契約のメリットは以下の通りです。

  • ・ギャラの取り分が大きい
  • ・自由度が高い

マネジメント契約に比べ事務所の関与する範囲が少なくなるため、貰えるギャラが増加します。
またスケジュール管理を自分で行うため、他の仕事との両立自分の希望する仕事を選びながら芸能活動を進めていくことも可能です。

自由

反対にデメリットとしては、主に以下の2つが挙げられるでしょう。

  • ・マネジメントが難しい
  • ・自己責任

事務所の力を完全に借りられないため、実力が重視されることになります。
マネジメント能力が問われ、何かトラブルがあっても自己責任で解決していかなければなりません。

自己責任

エージェント契約が向いている人

エージェント契約に向いているのは、自己裁量で仕事を進めて好きなことをしていきたい人、お金を稼ぎたい人に向いています。

収入

YouTubeやInstagramなどSNSで発信して知名度が得られれば事務所が管理しない分、、エージェント契約の方が収入面では有利といえるでしょう。
また自己責任といっても、エージェント契約は完全に独立した個人ではありません。

まだ日本では発展途上であるものの、営業やギャラ交渉など個人ではハードルの高い場面事務所の力を頼れるため、自由度と安定の両方を求める人向けといえるでしょう。
「個」の時代と言われる中、こういった契約の形は増えていくのではないかと思います。

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