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LESSON65更新日:2023.12.09
知らないと恥ずかしい?芸能界用語 その1
芸能界は独自の言葉や表現が溢れており、その多くは馴染みのない一般の人には理解しづらいものです。
そこで本記事では、芸能界の用語についてわかりやすく解説していきます。
芸能界を目指す方必見の内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
用語解説
●上手(カミテ)/下手(シモテ)
舞台やテレビ番組での俳優やアーティストの立ち位置を示す言葉です。
ステージ上から見て、左側が「上手」、右側が「下手」です。
現場などでは「〇〇さんは上手から登場、●●さんは下手で待機して」などと使われますよ。
上手の方が視覚的に目立つポジションと言われています。
●アゴ/アシ/マクラ
舞台や撮影現場で役者に払われる用途の決まっている費用のことを指します。
アゴは食事代、アシは交通費、マクラは宿泊費ですね。
一般的な「経費」を示す用語となります。
使う際には単体ではなく「アゴアシ」や「アゴアシマクラ」といったように複数を組み合わせて使うケースが多いですね。
例えば、今日「アゴアシ」で〇〇円渡します、などと使いますよ。
●てっぺん
深夜0時のことです。「てっぺんを回る」などと使い、テレビなどでも使われる言葉なので馴染みのある方も多いのではないでしょうか?
午前3時の事を「27時」と言ったりする事もあります。
●バミる
舞台などに目印を貼り、演者の立ち位置や小道具の位置を分かりやすくすることを指します。
位置が途中で変わるケースはバミることで、どこに何を置くかわかりやすくなります。
監督などが「ここ、バミっといて」と指示を出してアシスタントが目印のテープを貼ったりしますね。
出演者側なら「バミりのある所に立って」などの指示を受けることもあるでしょう。
漢字だと「場見る」という表現になります。
●バラシ
2種類の意味があり、出演がキャンセルになったことを指すケースと、舞台などの大道具を片付けるケースで使われます。
その時々でどちらかの意味で使われます。
例えば「22時撤収だから全部バラしといて」などの指示があれば、そこまでに片付けておくようにという意図になります。
●ゲネプロ
「ゲネラル・プローブ」の略で、舞台の最終リハーサルを指します。
役者や衣装、舞台装置といった全てが揃った本番に近い状況で行われ、演技や演出の最終確認を行います。
実際に「ゲネプロは10:00スタートでお願い」といったように使われます。
分からない言葉は都度確認
いかがでしたか?用語を理解しておくことで、芸能活動時に他の関係者とスムーズにコミュニケーションが取りやすくなります。
ただ全て完璧に覚えておく必要はありません。
もし意味が理解できているか不安な言葉があれば、その都度恥ずかしがらずに監督や共演者に聞いてみるのも手です。
次も用語をまとめた記事を紹介しますので、ぜひ確認してみてくださいね。
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