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LESSON83更新日:2024.09.28

主催者に聞いた!大アンケートコーナー「タトゥーはアリ?ナシ?」(女優・俳優、舞台、声優、タレント、歌手編)

主催者に聞いた!大アンケートコーナー「タトゥーはアリ?ナシ?」(女優・俳優、舞台、声優、その他編)

個性を大切にしたい、そんな思いからタトゥーを入れている人も少なくありません。しかし、芸能という職業は大勢の目に触れる仕事。そんな中で、タトゥーはどのように受け止められるのでしょうか?

オーディション主催者に直接聞いた本音と、芸能界におけるタトゥーの受け入れ状況について詳しく解説します。タトゥーがあなたの夢への扉を開くのか、それとも閉ざすのか、その答えを見つけるために、ぜひご一読ください。

主催者の生の声(女優・俳優)

タトゥーがある事が、合否に影響することはほぼないです。しかし《時代劇》や《素肌を露出する役》の場合は、タトゥーをメイクで消す必要がありますのでワンポイントのような消せる範囲。あるいは見えない範囲でないと、演じられる役に制限が発生することはあります。

時代劇や素肌を露出する役など、作品によっては制約が生じるのは当然ですが、ワンポイント程度であれば、メイクで対応できる範囲があるという点は、多くの女優・俳優にとって安心材料となるのではないでしょうか。

衣服で隠れる場所であればOK。役のイメージに影響するため。

衣装で隠せる範囲であればOKという主催者の回答は、タトゥーに対する理解が進んでいることを示唆しています。一方で、役のイメージ影響を与えないという点も強調しており、役者としてのプロ意識の高さも垣間見えます。

時代劇

タトゥーがある場合、メイクやカバーアップに時間と費用がかかることが多いです。これが毎日の撮影や舞台公演での負担となり、制作側にとっても大きなコストが発生します。それらの理由からNGとさせていただいてます。

制作コストを抑えることは、映画やドラマの質を保つために重要な要素です。タトゥーがないことで、メイクアップの時間費用を節約でき、その分他の制作面に資金時間を投入できるのは制作側にとっては大きなメリットという考えのようです。

主催者の生の声(舞台)

タトゥーはOKです。あくまでも、舞台出演に必要な演技力、および演劇に対する熱意を合否の基準といたします。

タトゥーの有無に関わらず、個人の表現の自由を尊重し、演技力熱意を重視するという考え方は、多くの演劇志望者に勇気を与えるのではないでしょうか。

ワンポイントならアリ。後から誤魔化し聞くので。合否に影響はありませんが、事前にあれば情報として聞きたいかも。

ワンポイントタトゥーを認める一方で、事前に情報共有を求める主催者の姿勢は、誠実で信頼できる印象を与えます。応募者にとっても、事前に情報を開示することで、安心してオーディションに臨めるのではないでしょうか。

情報共有

役柄次第だと思います。もしくは衣服で隠せる箇所であれば問題ありません。隠せない場合は役柄のイメージを誘発してしまうため難しい場合があります。

タトゥーがあっても役への影響を最小限に抑えることができるという点で、非常に現実的な判断かと思います。役柄のイメージを誘発してしまう可能性も考慮しており、作品全体の完成度を重視していることがうかがえます。

主催者の生の声(声優)

全く問題にしません。なぜなら、声優は声でキャラクターを表現する仕事です。タトゥーはその個性を象徴するものであり、表現の自由を尊重する観点から、タトゥーの有無を応募条件から外しました。

表現の自由を尊重するというのは、非常に素晴らしい考え方だと思います。声優は声だけでなく、外見や考え方など、様々な要素を複合的に表現する存在です。タトゥーを個性の一つとして認めることは、声優の表現の幅を広げることに繋がるでしょう。

タトゥーOKです。合否には影響ございません。多くの若者にとって、タトゥーは自己表現の一つとして受け入れられています。時代に合わせて、声優の採用基準も変化させていく必要があると考えています。

時代に合わせて変化していくことは、業界の活性化に不可欠です。タトゥーに対する社会の意識の変化を捉え、声優の採用基準も柔軟に見直すことは、業界全体の活性化につながるでしょう。

声優

主催者の生の声(タレント)

OKです。NGにする理由がないのでそこでの判別はしておりません。

主催者のこの回答は、固定観念にとらわれない柔軟な考え方を示しています。タトゥーの有無に関わらず、才能ある人材を発掘したいという意欲が伝わってきます。

芸能事務所

主催者の生の声(歌手)

合否に影響はありません。
理由はタトゥーは個人の意思によるものなので。

歌手の個性を尊重する姿勢が印象的です。タトゥーは個人の自由であり、それが歌唱力に直接繋がるものではないという考え方は、より多くの才能ある歌手を発掘することにつながるのではないでしょうか。

歌手

タトゥーOKが優勢の結果

女優・俳優、舞台、声優、タレント、歌手など、様々な分野のオーディションにおいて、タトゥーの有無が合否に影響を与えることはほとんどないという結果になりました。特に、ワンポイントなどであれば、多くの主催者が問題ないと考えているようです。

この結果は、エンターテイメント業界がより多様性を認め、個性を尊重する方向に進んでいることを示唆しています。タトゥーはもはやタブーではなく、個人の表現の自由として認められつつあると言えるでしょう。

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